引越会社を即決して後悔したことがありますか??
私は、即決したら後からキャンセルできなそう…と思っていました。
ですが予想に反し、無事キャンセルできたので記事にしてみてみます。
(経験談)引越を即決してしまった経緯
「ウチで即決してくれたら、この価格でやらしてもらいますよ。」
営業担当の男性からの不意打ちの提案!!
この日は1日に3社の引越見積予約をしており、2社目の見積りを作っていただいているときでした。1社目より約5,000円安い。
単純な私は、心を躍らせ即決してしまったわけです(チョロすぎる…)。
奇跡の3社目の見積り
即決したから3社目の見積りは不要。なので見積予約をキャンセルしました。
「ピンポーン!!」
3社目の営業担当の男性が立っているではありませんか。キャンセルが伝わる前だったとのこと。無駄足になるのは申し訳なく感じ、見積りを作っていただくことにしました。
「こんな感じでいかがですか??」
なんと、2社目の見積りより更に約35,000円安い!?
3社目の営業担当者の目の前で、2社目の引越依頼キャンセルに舵をきることになったのは言うまでもありません。
(経験談)即決した引越依頼をキャンセルした際の流れ
ではキャンセルのため具体的に何をしたか書いていきます。一例としてご参考までに。
流れ1:キャンセルの申入れ
2社目の営業担当者の所属する支社へ電話をし、キャンセルを申し入れました。
△:営業担当本人に直接電話
〇:担当者所属の「支社」へ電話
メール等、証跡が残る手段での申し入れが理想です。電話だと要件は早く伝わる一方、「言った、言わない」のトラブルリスクもあります。支社のスタッフさんも巻き込むことで、握りつぶされるリスクを下げました。
すると「段ボール、返送をお願いします」とのこと…。
流れ2:ダンボール返却
見積りの段階で即決すると、大抵の場合、荷造り段ボールを自宅に置いていってくれます。キャンセルなら返却する流れは至極当然の流れでしょう。
すると、やりとりを聞いていた3社目の営業担当さんが、
「段ボール、2社目の引越社さんに送っておきますよ」とのこと!!段ボールを持って帰ってくれました(神ィ!!)。
これは正直タイミングがよかったですね。通常なら以下のいずれかでしょう。
- 郵送する
- 車で支社まで持っていく
流れ3:引越会社での取消し処理
その後、「キャンセル処理が滞りなく完了しているか」の確認はマストです!!!
3社目の引越社は「郵送する」といって持ち帰ってくれただけですからね。
キャンセル時の注意点
いくつか気を付けるポイントがあったので記載します。
【段ボール返送完了確認】発送確認
段ボールをご自身で直接返却しない場合、まずは発送元からの発送が完了しているかの確認が必要です。
- 段ボールの発送日時
- 運送会社名
- 宛先
- 「私の段ボール」明記?
- 送り先への配送日時
郵送なら送り状や宛先を自身で記入できますが、引越依頼する引越社さんが発送してくれる場合は要注意です。
【段ボール返送完了確認】到着確認
発送が確認できたら、キャンセルする引越社に無事届いているか確認します。日時が十分経過しているのに
「まだ確認できていない」
と回答された場合、発送確認で確認した内容を伝えて外堀を埋めていきましょう。
キャンセル処理が完了しているか
「段ボールの到着確認完了」
「キャンセルの完了」
この2つは切り分けて考えるべきです。
キャンセルまで完了しているかを明確にしましょう。
決断をブラさない
段ボール到着確認の連絡の際「最後のチャンス、もらえないですか?」と感情を揺さぶるセールスがかかることがあります。(私が言われました)
申し訳ない気持ちになりますが、無慈悲になりましょう(笑)
規約的にキャンセル可能か
国土交通省の定める「標準引越運送約款」によれば、引越2日前以内のキャンセルには手数料がかかると定めがありました。
また、各引越社毎に引越運送約款があれば、「標準引越運送約款」に優先することも頭にいれておきましょう。(一般法と特別法の関係)
第二十一条 (解約手数料又は延期手数料等)
…(略)…
2 前項の解約手数料又は延期手数料の額は、次の各号のとおりとします。
一 見積書に記載した受取日の前々日に解約又は受取日の延期の指図をしたとき、見積書に記載した運賃の二十パーセント以内
二 見積書に記載した受取日の前日に解約又は受取日の延期の指図をしたとき 見積書に記載した運賃の三十パーセント以内
三 見積書に記載した受取日の当日に解約又は受取日の延期の指図をしたとき 見積書に記載した運賃の五十パーセント以内
…(略)…
標準引越運送約款
R6国交省告示第210号
まとめ
見積りにきてくれた営業担当者の圧に負けて即決しても大丈夫!!
引越直前でなければキャンセルできます。
ただし、引越キャンセルで必要な作業や条件は、丁寧に確認しながら進めることをオススメします。。