「アウトプット大全」読書での学びを素早くブログ記事にする方法

「ブログ記事作成に時間がかかりすぎる」という悩みがあります。3時間以上かかっていることもあり、ちょっと時間がもったいない…。

書籍「アウトプット大全」から、「読書での学びを素早くブログ記事にする方法」を学び実践してみたのでまとめました。

インプット:「早く」「質の高い」読書をする

素早く記事を作成するには、早く質の高いインプット(読書)が必須です。読書時間は1時間以内がベスト。そのためには、以下3点が重要です。

読書前に解決したい問題を明確化

書籍「アウトプット大全」にはアウトプット全般(基本原則・話す・書く・行動する)が269ページにわたり記載されています。早く、質の高い読書をするには内容が多すぎです!!

本をひらく前に解決したい問題をもっと個別具体的化しましょう。

私の場合、「読書で学んだ内容を素早くブログで記事作成するにはどうすべきか」という具体的な問題を解決するために本書を手にとりました。

「捨てる」読書で内容集中

1.「アウトプット大全」の目次をひらく

2.「書く」に関連するChapterをピックアップ

3. それ以外のページは(勇気をもって)読まない

結果、読むページ数は269 → 90 と約65%減りました。もったいない気もしますが、「選択」と「集中」は短時間で良質なインプットを行うのに必須のスキルです。

印をつけてよむ

1. 気付きを得たページに付箋を貼る

2. 付箋に気付きや感じたことをメモして記録

こうすると後からでもすぐに読み直せます。また、本に直接書き込みやマーカーをしないので、読了後に販売しやくす便利です。

詳細はこちらの記事をご参考に!

アウトプット:読書直後にブログ記事作成する

読書直後が一番内容を覚えていて記憶もフレッシュです。2~3日あけば内容をかなり忘れてしまいます。記事作成まではできなくても、「構成を練る」「見出し作成」の2つは最低限、読書直後にやっておきたいところです。

読書後すぐに記事作成するためには、いくつかのコツがあります。

具体的なタイトルをつける

読書前の「解決したい問題の明確化」がどれだけ具体的にできているかがポイントです。具体的であるほど、明確化した問題がそのまま記事のタイトルになります。例えば、

a.「読書のコツ」

b.「読書で学んだ内容を素早くブログで記事作成するにはどうすべきか」

bはaより問題が具体化されていています。aは漠然としすぎており、タイトル作成や構成練りで苦労するでしょう。

カード(付箋)で構成を練る

文章を書くための2つ目のコツは、「構成を決めてから書く」ということです。…(中略)….一文書いてから、「次は何を書こうかな」といちいち考える。入力している時間より、考えている時間がほとんどなのです。

樺沢紫苑(2018).
学びを結果に変える アウトプット大全
サンクチュアリ出版

私は「構成を練る」= 「見出し作成」だと考えています。記事作成前に構成を練るメリットは、「主張の方向性を事前に定められる」ことです。

論より実践ということで、下記画像のようにカード(付箋)を使って構成を練ってみました。

「アウトプット大全」149ページ参考

まず、カードのメリットは書籍にも記載の通り、ブレインストーミングに便利です。

・順番入替が容易
・すぐ追加・廃棄が可能
・連想が容易
・手書きにより脳活性化

次に、構成を練ることのメリットは大きいです。

・主張に一貫性がでる
・見出しに流れをつけられる
・記事作成時に迷子にならない

構成を練らずいきなり記事作成を開始すると、内容の整合性が崩れたり、主張が迷子になることがあります。軌道修正のための労力や時間を節約できます!!

付箋はDaisoのものを使用しました。

アウトライン機能で見出し作成

構成が練れたら「Microsoft Word」や「Googleドキュメント」のアウトライン機能を使用して見出しを作成します。ラフ見出しをノートに手書きするかわりに、WordやGoogleドキュメントを使用すると思ってください。

なにが素晴らしいって、WordPressにコピペするだけで見出しが完成するんですよ!!Googleドキュメントなら無料でアウトライン機能が使用できます(2024年10月時点)。

詳細は上の記事に備忘録でまとめました。Office製品(Word)は有料なので持ってない人は是非参考にしてみてください。

本から引用する

短時間での記事作成の側面から考えても「引用」はとても便利。気付きの元となる文章が既にいい感じにまとまっており、自分で考える必要がないからです。

引用部の見出し内は、だいたい以下のような構成をイメージしています。

  1. 気付き部分を本から引用
  2. 以前の状態
  3. 気付きの内容
  4. 改善した状態

主張の「説得力、信ぴょう性、信頼度」を高めるメリットもあり一石二鳥です。ただし、引用元は必ず明記するなどルールは守りましょう!

まとめ

実際に実践してみて、記事作成の時短に一定の効果を感じました。具体的には以下3点です。

  1. 読書時間の短縮
  2. 構成(見出し)作りの効率化
  3. 引用スキル

特に「2.構成(見出し)作りの効率化」は首尾一貫した記事作成に欠かせないです。一方で、更なる時短には慣れの要素も無視できないと感じました。

インプット、アウトプットの各工程に慣れること、そして、各見出し内で文章を短時間でいい感じ書く文章作成のスキルの向上が必須です。

文章スキルの向上についてはまた別記事でまとめてみたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました