【ガス代の節約方法】支払料金を安くするため「お湯」の消費量を上手に減らす方法

■生活の質を向上させる

生活に必要不可欠な水光熱費…その中でもガス代は大きな割合を占めます。

最近は物価高なので我が家でもガス代の節約を始めました。

手軽に無理なくできる節約方法をいくつか試してみたのですが、ガスの支払料金が高くなりがちな冬場でも前月より2,000円安くなりました。

まぁ元々が無策で高かったこともあるのですが、一定の効果がでたので共有します。

【結論】ガス代節約には「給湯(お湯)」使用減が効果的!

ガス代の節約に重要なこと…それは無駄な「給湯(お湯使用)」をしないことです!

ですが、なにも真冬に冷たい水を我慢して使うべきといいたいわけではありません。

  • お風呂(湯舟)
  • シャワー
  • 食器洗い

お湯を毎日使う場面の上記3つを中心に、効率的にガス代を手軽に節約する方法を3人家族の視点からご紹介します。

【ガス代節約】お風呂場でのお湯節約方法

入浴でのお湯使用量は毎日なんと数百リットル…

消費量が多いからこそ工夫次第でガス代節約の効果も大きくなります。私の試算では毎月約2.5立方メートルのガス節約につながることが分かりました。

方法1:湯舟でしっかり暖まる

シャワーのお湯消費を抑えるためです。

湯舟にお湯を入れると1回160~200リットルくらいお湯を使うため、一見無駄に思えます。しかし、湯舟でしっかり暖まればシャワーで暖を取るために10分、15分と浴びなくてもよくなります(冬場は特に)。

ケースシャワー
(L/分)
シャワー
時間(分)

湯舟
(L)
シャワー
(L)
湯量
計(L)
シャワーのみ12L/分10分30L360L360L
シャワーのみ12L/分15分30L540L540L
湯舟+シャワー12L/分5分3180L180L360L

「シャワーのみ(10分)」と「湯舟 + シャワー(5分)」がほぼ同等なのには少し驚きです。

余談ですが、しっかりお湯に浸かったほうが身体の深部から暖まり、質のいい睡眠や、血行促進による疲労回復効果が見込めますよ(^-^)

方法2:シャワーヘッド交換(節水+止水ボタン付)

シャワーヘッドの機能を活用し節水(=お湯消費)を抑えます。

まずは「節水」です。例えば同じ1分でもより湯量が少ないシャワーヘッドの方がガス代を節約できます。

次に「止水ボタン」!!洗髪時などに出しっぱなしにしがちなお湯を、手元のボタンでON/OFFできるようにします。

ケースシャワー
(L/分)
シャワー
時間(分)

湯舟
(L)
シャワー
(L)
湯量
計(L)
シャワーのみ12L/分10分30L360L360L
シャワーのみ12L/分15分30L540L540L
湯舟+シャワー8L/分4分3180L96L276L

シャワーヘッドは数万円するような商品もありますが、節約目的なら1,000円~5,000円くらいの商品で十分です。

私は3,000円弱で節水+止水ボタン付きの日本メーカーシャワーヘッドを活用しています。水道代の節約記事で紹介しているのでご参考までに!

関連記事「【水道代節約】「SANEIシャワーヘッド」「湯舟の湯量」「食洗器」で年間8,400円の節水を目指す

方法3:湯舟の湯量を少し減らす

肩までつかっているなら湯量のメモリを1つ下げてみましょう。

男性ならおそらく胸辺りの湯量になるかと思います。20リットル前後の違いだと思いますが1ヶ月換算で約0.6立方メートルに相当するので馬鹿にはできません。

ケースシャワー
(L/分)
シャワー
時間(分)

湯舟
(L)
シャワー
(L)
湯量
計(L)
シャワーのみ12L/分10分30L360L360L
シャワーのみ12L/分15分30L540L540L
湯舟+シャワー8L/分4分3160L96L256L

気にならないならそのまま継続しちゃいましょう。

方法4:湯舟の蓋で保温する

追い炊きの回数・時間を減らせますね。

複数人で湯舟に浸かる場合、追い炊きをゼロにするのは困難ですが、蓋をすればお湯が冷める速度を多少遅くできます。

湯舟のサイズによりますが私は3,000円弱で購入しました。とはいえ、数時間経てばお湯もかなり冷めるので過信はNG。

方法5:入浴前に浴室暖房を10分つけておく

浴室が冷えていると、湯舟に浸かっていてもシャワーで暖をとってしまいます。

入浴前に10分間だけ浴室暖房をつけるだけで浴室内の気温がけっこう改善して驚きました!!

方法6:家族の入浴時間をまとめる

追い炊き時間や回数を減らすための取組です。

平日は残業などで難しいこともありますが、休日なら皆で同じ時間帯にまとまって入ることできますよね。小さな取組ですがチリツモ大切です!

【ガス代節約】食器洗いでのお湯節約方法

お風呂に次いでお湯の使用が多くなるのが食器洗いです!!

特に手洗いだとお湯を1日に100リットル弱ほど消費しているケースもあります。

方法1:お湯を出しっぱなしにしない

食器をスポンジで磨いているあいだ、お湯を出したままにしていませんか?

Panasonicのサイトよれば、食器洗いで5分間水を出しっぱなしにするだけで約60リットルの水を消費するとしています。

食器洗いは地味に時間がかかる家事の1つで5分で終わることの方が珍しい…下手をすれば1回の食器洗いで100リットル近くものお湯を消費してしまっているかもしれません。

我が家でもその傾向がみられたため、以下の流れで食器を洗うように手順をアップデートしました!

1、残りカスを軽く流す
2、スポンジでまとめて磨いてしまう
3、2をまとめて流す

お湯を流すのは3の流すときだけ。どのご家庭でも活用できる手段です!

方法2:お湯の温度を3℃下げる

小さな取組ですがガス消費量削減が期待できるでしょう。

入浴とは異なり水温が38℃→35℃でも手への影響はあまりないかと思います。

1回あたりの効果は小さくても1日2~3回は食器を洗うので長期目線でみれば無視できません。

方法3:使う食器量を減らす

食器量が減れば洗う食器量も減り、結果的にお湯の消費量も減らせて一石二鳥。

1回あたりの効果は小さいですが、これもチリツモです。

我が家ではご飯茶碗、味噌碗以外はワンプレートで済ませています。

方法4:積極的に食洗器を使う

これは設備がある方限定になってしまいますが食洗器の効果は抜群です。

一昔前(2000年代)のモデルでも食洗器1回の水量は10~15リットル程度…たくさんの食器を手で洗うよりよほどお湯消費量を抑えられます。

我が家の食洗機は2000年前後のNational製(懐かしすぎ)ですが、お湯消費量をかなり節約できています。

【ガス代節約】料理でのお湯・ガス節約方法

料理中での節約は、お風呂や食器洗い時ほどのインパクトはありません。

しかし、1日3回毎日やることだからこそ無理なくできる取組はやっていきたいところです。

方法1:電気ケトルを活用

冷水から沸騰させるより、沸騰したお湯を調理に使うほうがガス節約になります。

お味噌汁やカレーなど、煮込み料理で一度沸騰させるようなメニューにはぴったりです。

(我が家では長らくT-falにお世話になっております)

方法2:圧力鍋で作る

煮込み時間の短縮によりガス節約になります。

ただし、ジャガイモの切るサイズを見誤ると消滅するのでご注意を!

圧力鍋はそこそこ値段がするので後回しでよいかもしれません。

方法3:ガスコンロの火加減を適切にする

よく言われることですが、鍋底から火がはみ出ないように調整すると無駄なく加熱できます。

【ガス代節約】契約の見直しで単価を下げる方法

契約しているガス契約プランの切り替え、ガス会社さんの変更で単価自体を下げにいく方法です。

方法1:ガス契約プランの切り替え

ガスの単価が安くなりうるプランがあるなら積極的に変更すべきです。

例えば、私は静岡ガス(都市ガス)の「ぽかぽかプラン2」というプランでガス契約していますが、一般契約より毎月1,000~2,000円請求額が安くなっています。

プランが違うという1点だけで、一定量のガス単価が通常より100円近く安くなる超お得プラン!!

皆さんが契約するガス会社さんにもそんなプランがあるかもなので是非ご検討を!!

方法2:ガス会社さんの変更

プラン変更ほどお手軽ではないですが、ガス会社さんの変更という方法もあります。

最もよくあるのが、ガスと電気をまとめることで発生する割引サービスを適用するケース。また、よりガス単価がお得なプランを狙うのもよいでしょう。

まとめ

これらの方法を少しずつ取り入れるだけで、無理なくガス代を節約できるはずです。

本記事ではここまで効果が期待できる順に列挙してきました。

一部買い物が必要な方法もありますが、1年もあればペイできるアイテムばかりです。

この物価高を一緒に乗り切りましょう!!

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