壊れたMacbook AirのSSDを破壊し下取り処分を試みる

2014年からお世話になっていたMacBook Air。

ある日の使用中に電源が落ちてから正常に起動できなくなりました(涙)

「下取り(売る)」「廃棄」いずれにしても事前に全データ削除はしたい。

全データ削除できなかった

ディスクユーティリティから指定した記憶媒体をフォーマットする手順が一般的。しかし、SSD(記憶媒体)が不調でユーティリティのメニューからフォーマットできませんでした。

仕方ないのでSSDを取り出して物理的に破壊することにしました…!!

SSD取り出し + 破壊

作業前にシャットダウン!!

裏蓋をひらいて作業する前にシステム終了して電源を切ります。

スリープのままになってないか要確認です。

作業には特殊なドライバーが必要

裏蓋外し用…P5ドライバー
SSD外し用…T5ドライバー

コンビニには売ってません。

Amazonでの購入が無難です。

Daiso等100円ショップにも売っていることがありますが、作りが粗く、同じ規格でもネジがまわせないことがあります。ご注意を!!

裏蓋をひらき、SSDを取り出す

■裏蓋外し
10個所ネジを外します。
※P5ドライバーを使用

裏蓋外すとこんな感じ。

■SSD外し

1個所さらにネジを外します。
※T5ドライバーを使います。

摘出完了!!!

あとは外したネジと裏蓋を戻して元通り(本体は売る前提!)

SSDはトンカチで叩き壊して捨てました!!

破壊後のSSD処分

各自治体のルールに従って処分することになるかと思います。

私の住んでいる自治体は、30cm未満なら「一般ごみ」で処分できるとのこと!!

あとはMacBook Airの本体を売るだけ!!

補足:ジャンクMacBook Airの状態

ここでジャンクMacBook Airの情報を整理しておきます。

情 報
機 種MacBook Air Mid2013 (モデル:A1466、EMC:2632)
画 面13インチ
CPUIntel Core i5
メモリ4GB
SSDなし(破壊した)
起動できる?不可

年式・機種・スペック・状態によって下取り金額は大きく異なると思います。

以下、下取り・廃棄の奮闘記です。参考までにご覧ください。

下取り(売る) :リサイクルショップ

メリット :素早く現金化できる
デメリット:安く買い叩かれがち

起動できること、年式古すぎないこと、全データが削除(フォーマット)されていること等が前提になります。電話で確認した感触だと基準は厳しめ..。

BOOKOFF:下取り不可

ジャンクPC自体は買取しているけどMacOSが起動できないとダメとの回答。

転売目的だからSSDセットじゃないと厳しいってことかな…

セカンドストリート:下取り不可

年式10年以内で、起動確認できないとダメとの回答。

トホホ…

ゲオ:下取り不可

ジャンクPCは非常に安い価格ではあるが下取り自体は可能とのこと。

しかし、SSDを自分で抜くなど手が入っている場合は不可との回答でした。

下取り(売る) :アプリで販売

メリット :値段がそれなりにつくかも
デメリット:時間かかる、手間かかる

急いでいる人には不向きです。また、データ削除等プライバシー保護は完全自己責任なので多少詳しい人向けだと思います。

メルカリ

労力かかりそうで、やる前から少しゲンナリ気味。

・ 出品…撮影、説明文作成(スペック調査込)…
・ 梱包…発送可能サイズ調査、梱包作業…
・ 発送…コンビニやら…

遊びで出品してみたので結果はまた報告します。

ちなみにジャンクMacBook Airでもコンスタントに売れている様子。

サイズ的に「らくらくメルカリ便」の宅急便かな。

・ 60サイズ…充電ケーブルなしなら
・ 80サイズ…充電ケーブル有無にかかわらず

追記:ジャンクMacBook Air売れた!!

ジャンクのMacBook Airがメルカリで売れました (分解して部品取りしたい方が購入)。

所要期間…出品から1.5日後
価  格…3,500円~4,000円

手数料・送料引いて2,200円くらいが振り込み金額…。

梱包材の調達に時間・手間がかかりました。コスパを考えれば、後述のAppleリサイクルプログラムでもよかったな。

梱包メモ

箱規格1…平横ダンボール 中 KN-32D
箱規格2…平横ダンボール 小 KN-31D
購入店…コーナン

緩衝材…mercari 緩衝材5枚セット(30cm x 30cm)
購入店…セブン

1、プチプチ緩衝材でMacを包むように梱包
2、1をごみ袋に入れテープして防水処理
3、箱に2と隙間埋めの紙を入れる
4、箱蓋をテープで閉じる

非常に手間がかかりました。

廃棄

PCリサイクル法なるものがあり、通常のごみでは出せません。

「Appleリサイクルプログラム」を利用

Appleに渡せば無料で引き取ってくれるとのこと。面倒くさい場合はこれでいいかも。

  1. Appleストアに直接もっていく
  2. 予約して集荷してもらう

近くに店舗ない場合は集荷予約をすればラクチン!梱包は自分で頑張る必要アリです。

引き渡す前にデータ全削除(フォーマット)はお忘れなく!!

自治体と連携する認定事業者による宅配便回収

昨今は怪しい業者も多く、業者が自ら「認定」と謳っていても自治体HPや問い合わせで一度は確認するのが吉。

私は利用しないかな…。

自治体による対面回収

各自治体によってPCの廃棄方法が違うと思います。

ルールをHP等でよく確認しておきましょう。

まとめ

ゴミとしか思えないジャンクMacBook Airでもメルカリで売れました。

ただ、正常に起動しない品質で年式10年以上前であれば、5,000円以下になってしまう可能性が高い点は留意される必要がありますね。

・ 処分前のデータ全削除(フォーマット)は大前提!
・ リサイクルショップは基準厳しめ
・ メルカリ等は予想外の需要あるかも
・ 廃棄の場合はAppleでの回収もあり
・ 自治体で廃棄の場合はルール確認を

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