【水道代節約】「SANEIシャワーヘッド」「湯舟の湯量」「食洗器」で年間8,400円の節水を目指す

■生活の質を向上させる

水道代を節約したい…2ヶ月に一度くる請求書が12,000円を超えていてつい心で叫びました。

湯船、シャワー、洗濯、食器洗い、トイレ…このあたりが水消費の大部分を占めるかと思います。

色々あるなかで、「シャワーヘッド交換」と「湯舟の湯量調整」で比較的手軽に水道代の節約に着手できるのではないでしょうか。

節水効果の高い洗濯機、食洗器、水道栓、トイレの導入となると初期投資がかかりますからね。

【結論】水道代節約は「湯舟」「シャワー」中心にまんべんなく!

直近我が家の水道使用量は63日間で約44立方メートル。請求金額がちょうど12,000円程でした。

1日あたり約698L…内訳を概算で計算し表にするとこんな感じ。

 使用量(日)割合備考
お風呂(湯舟)180L25.78%湯量は胸上くらい
シャワー168L24.06%1分12L x 7分x2人
食器洗(手)144L20.63%1分12L x 12分
洗 濯98L14.04%AQUA:7kg1回分
トイレ84L12.03%TOTO:1回7L x 12回分
食洗器10L1.43%Panasonic:1回分
料 理7L1.00%
その他7L1.00%洗面、歯磨きとか…
概算計698L
※計算は概算です!

表にするとコンスタントに水を消費していますが、お風呂場「湯舟」「シャワー」だけで約50%になるので手を入れる必要があるでしょう。

あとは「食器洗(手)」「その他」で無駄遣いしないように工夫があれば良くなりそう。

水道代節約のための具体的対策!

・お風呂(湯舟)…湯量のレベルを「肩が浸かる」くらいから「胸下」まで下げる

・シャワー…「止水機能付き」+ 「放水量抑えめ」のシャワーヘッドを使用する

・食器洗(手)…水を出したままにせず流すときだけ。食洗器あるなら積極的に使用

・トイレ…無駄に流さないようにする

・洗濯…洗濯物の量を減らす工夫をする

・食洗器…洗う食器の量を減らす工夫をする

・料理…出しっぱなしはやめる

・その他…出しっぱなしはやめる

意外と水道使用量を減らすことは難しいですが、試算ではこれくらいは頑張れそうな気がします。

 使用量(日)割合(削減後)備考
お風呂(湯舟)180L → 160L28.07%湯量は胸下くらい
シャワー168L → 100L17.54%1分12L x 7分x2人
食器洗(手)144L → 84L14.73%1分12L x 7分
洗 濯98L17.19%AQUA:7kg1回分
トイレ84L14.73%TOTO:1回7L x 12回分
食洗器10L → 30L5.26%Panasonic:3回分
料 理7L1.22%
その他7L1.22%洗面、歯磨きとか…
概算計698L → 570L
※計算は概算です!

128Lの節約を63日間で行うと約8立方メートル。176円/立方メートルが単価だったので2ヶ月で約1,400円、1年で8,400円の節約になりそうなことが分かりました。

冬はお湯の量が増えがちなのでガス代の節約にもつながるかと思います。

湯舟の湯量を「胸より下」に減らしてみる

エプソムソルトのホームページによれば、胸上まで浸かる湯量から胸下くらいまで下げると目安1日約20L程度を節水できるとされています。

63日だと1,260Lなので1.26立方メートル
・63日間…単価176円 x 1.26 = 約221円
・1年間……221 x 検針6回 = 約1,326円

水道代節約のインパクトはあまりなくチリツモ系。

上半身までしっかり浸かれると気持ちがいいのですが、一度減らしてみて問題なさそうなら続けてみるのもよいかもしれません。

一方で「湯舟に浸からない」という選択肢もあります。しかし、血行促進や疲労回復を考えれば浸かったほうがよいと私は考えます。

以前、私の治療を担当してくださったマッサージ師さんが「風呂(湯舟)の目的は清潔ではなく治療行為」と言ってました(笑)

止水機能つきのシャワーヘッドに取り換える

私の購入したシャワーヘッド(RAINY STOP)は50%節水できると説明書にありましたが、40%節約の168L/日→100L/日で68L/日の節約を見込んでいます。

63日間だと約4.28立方メートルです。
・63日間…単価176円 x 4.28 = 約753円
・1年間……753 x 検針6回 = 約4,518円

頭や体を洗っているとき、ついシャワーを出したままにしがちなんですが、止水ボタン付きシャワーヘッドなら手元でシャワーをとめることができ便利です。

外観もオシャレで節水機能も高そうですが、価格は3,000円前後とお手頃価格です!!

SANEIシャワーヘッド「RAINY STOP」

大阪に本社をかまえるSANEI(旧株式会社 三栄水栓製作所)製の止水ボタン付きシャワーヘッド「RAINY STOP」です。

Amazonでちょっと割引され2,912円でした!!

水流は0.3mmの極細穴から出てきます。肌あたりは少し強めとありますが、30代の男性の私としては少し優しめ(弱くはない)。

逆に5歳の息子は逆にちょうどよくなったと喜んでいました。以前のシャワーヘッドは肌当たりが強くて痛かったとのこと。

広範囲に水が広がるので泡切れがよく満足です。

1万円を超える中、3,000円前後で購入できるシャワーヘッドとしては高品質だと思います。

以下の幅広いメーカーのシャワーにそのまま装着できるのも嬉しいですね。
(SANEI、TOTO、LIXIL(INAX)バランス釜以外、KADUDAI、TBC、YUKO、ミズタニ一部製品、MYMの一部製品)

また、付属品として2種類のアダプターが計2個同封されており、次の2社ならアダプターを使ってシャワーに取り付けられるとのことです(KVK、MYM(大ホース))。

次のメーカーのシャワーは、別売りのアダプター(PT250-9)があれば取付可能とのこと!(ミズタニ、リンナイ、ノーリツ、大阪ガスの一部製品)

商品情報はAmazonにも掲載されているので、アダプターと一緒にリンクを掲載しておきます。

手洗いする食器量はできるだけ減らす

食洗器が利用できる環境なら、手洗いから置き換えていくほうが水道代の節約を効果的に行えます。

手洗い1回分の水消費量は約70Lに及ぶのだとか…。検証されている方がいらっしゃったのでリンクを貼っておきます。

参考記事:「食洗器よりも手洗いの方が水をたくさん使う!!??検証してみた!

冬は給湯器のお湯で食器を洗うのでガス代もバカになりません。

食洗器なら一昔前のタイプでも消費水量は1回10L程度。手も空くし、洗剤の洗浄力も強いので効率的です。

とはいえ、初期投資は万単位でかかるうえに場所を結構とるのでシャワーヘッドほど気軽には取り組めないという欠点があります(ビルドインタイプなどあれば便利)。

とはいえ、細々した食器の洗物から解放される喜びは想像以上に嬉しいものです!!気になる方は是非試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

水道代の節約に取り組む前は、湯舟、シャワー、食器手洗いだけで水道使用量の約7割を占めていました。そして、お風呂(湯舟+シャワー)で5割に及びます。

湯舟の湯量を減らしてみたり、シャワーヘッドを交換を試すのは比較的チャレンジしやすく一定の節水効果を期待できるのではないでしょうか。

食洗器はシャワーヘッドほど手軽にはいきません。

水道代の節約を試すなら、止水ボタンつきのシャワーヘッドの導入をぜひためしてみてください。

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