初めてのiPhone・iPad!LINEを使いたい70代老眼の母に機種とプランを検討する

■生活の質を向上させる

遠方に住む実家の母から「LINEを使いたい」という要望が届きました。

2011年頃にガラケーを解約して以来、携帯電話やスマートフォンを一切もたずに生活している猛者なのですが、孫の誕生をきっかけにメッセージや画像、ビデオ通話をやりたいようです。

齢70を超えて初めてスマートフォンを持ちたいという母に、どういうスマホキャリアで何の機種を持ってもらうといいのか、考察を記事にまとめました。

【結論】iPhone SE(2020) か iPad(2020)の中古品

機種の選定

機種発売年販売終了iOSチップメモリ容量価格(中古)
iPhone SE
(第2世代)
2020/42022/318A13 Bionic3GB64GB~16,390~
iPad
(第8世代)
2020/92021/918A12 Bionic3GB32GB~24,922~
※2025年1月時点 バックマーケットより参照
https://www.backmarket.co.jp/ja-jp

どちらも2020年に発売された機種ですが、LINEやZoomといった日常使いには十分なスペックを有しています。中古(SIMフリー)だと2025年1月の時点において3万円未満で購入できお財布にも優しい!!

端末の調達は中古整備済品のオンラインショップ「バックマーケット」を予定しています。

キャリア・プランの選定

回線プランは、母がauひかり系列の光回線を自宅にひいていることも考慮し、以下の3種類から最終的に選択することにしました。

・「UQ mobileのミニミニプラン(4GB)
・「Povoの都度払いGB購入
・「自宅WiFiのみで使用」

母にとっては初めてのiPhone (もしくはiPad)なので、まずは自宅内のWiFi環境下で慣らし外出時にも使いたいならキャリア契約の流れにする方針にします。

それでは詳細にいってみましょう。

(フェーズ1)母の契約するネット回線や利用状況を分析

実家にはノートパソコンがあり光回線がひいてあるとのこと。

WiFiルータがあれば無線LANにより自宅内では端末をネット接続できそうですね。

現在、友人や親戚とはPCのEメールで連絡をとりあっているとのことで、確かにそれは不便極まりない。

実家の光回線:「auひかり」系列

実家の光回線を調べると地元業者さんの「あいコム光」を契約していました。

あいコム光ネットとセットで、auスマホ・タブレット・UQモバイルスマホがお得に使えると案内にあり、契約している光回線の大元が「auひかり」系列であることが濃厚と考えられます。

auひかりによるau・UQ mobileスマホ割引メリット

auひかりを契約している場合、スマホの回線契約をau、UQ mobileいずれで行っても一定の割引が適用されます。

auのスマホ…「auスマートバリュー
UQのスマホ…「自宅セット割

2025年1月時点だと最大1,100円割引を受けられることが分かりました。

ヘビーユーザーでなければUQ mobileのプランでまったく問題ないかと考えます。

70代の母のプロフィールと要望まとめ

■70代前半の母のプロフィール

老眼
健康志向
車の運転は問題なし
足腰しっかりしている
半分寝たきりの父の看病あり

■気になるポイント

スマホ月額
生まれて初めてのスマホで心配
外出時にLINE等をスマホを利用したいか
LINEやZoom以外の潜在的なニーズないか

■ここまでのまとめ

スマホ:現在は保有していない
P C:ノートパソコンあり(Windows 10)
光回線:auひかり系回線あり
用 途:息子や孫との連絡手段(LINE)やZoom
その他:通話不要?、月額契約不要(固定費が嫌)

(フェーズ2)初めてのiPhone・iPadのプランを考える

70代で老眼の母でもiPhone・iPadの画面が見えるかどうかスマホ料金の月額支払いが問題ないかの2点に注目し、4つのケースで考えてみます。

こればかりは母に直接確認するしかない…。

ケース①:iPhone SE(第2世代) x UQ mobile

No老眼月額機種回線プラン想定月額
きつく
ない
OKiPhone SE
(第2世代)
UQ mobile
ミニミニプラン
(4GB)
1,265円(税込)
きつく
ない
×iPhone SE
(第2世代)
ケース1:なし
ケース2:povo
ケース1:なし
ケース2:都度払
きついOKiPad
(第8世代)
UQ mobile
ミニミニプラン(4GB)
1,265円(税込)
きつい×iPad
(第8世代)
ケース1:なし
ケース2:povo
ケース1:なし
ケース2:都度払

iPhone SE(第2世代)メリットは安さ、容量、コンパクトさですね。

中古だと1万円台で購入でき、容量も64GB~で申し分ありません。サイズも4.7インチとコンパクトで、ハンドバックやジーンズのポケットにも十分収まり外出時の持ち運びが楽です。

「auひかり」+ 電話を利用しているので、UQ mobileの自宅セット割が適用されます。外出時の利用も想定するならば最も無駄がない組み合わせでしょう。

一方デメリットはデバイス本体・画面の小ささにあります。老眼の程度によりますが、眼鏡をかけてもよめないくらいであれば実質使用不能です。

また、手の震えがあったりすれば小さな本体を扱いづらいと感じる可能性も考えられます。

ケース②:iPhone SE(第2世代) x 自宅WiFi利用

No老眼月額機種回線プラン想定月額
きつく
ない
OKiPhone SE
(第2世代)
UQ mobile
ミニミニプラン(4GB)
1,265円(税込)
きつく
ない
×iPhone SE
(第2世代)
ケース1:なし
ケース2:
povo
ケース1:なし
ケース2:都度払
きついOKiPad
(第8世代)
UQ mobile
ミニミニプラン(4GB)
1,265円(税込)
きつい×iPad
(第8世代)
ケース1:なし
ケース2:povo
ケース1:なし
ケース2:都度払

iPhone SE(第2世代)のメリットは魅力的だが、毎月1,265円もスマホ代をかけたくないという要望がでるかもしれません。

その場合、まずキャリアの契約はせず自宅WiFi下でのみ使用する使い方があります。月額はかかりませんが、外出時は利用できず不便です。

折衷案として、月額0円のpovoと契約し外出時データ通信したいときだけGBを購入することも可能です。

しかし、スマホ初心者の70代老眼の母だと「操作が厳しそうだなぁ…」と感じてしまいます。

ケース③:iPad(第8世代) x UQ mobile

No老眼月額機種回線プラン想定月額
きつく
ない
OKiPhone SE
(第2世代)
UQ mobile
ミニミニプラン(4GB)
1,265円(税込)
きつく
ない
×iPhone SE
(第2世代)
ケース1:なし
ケース2:povo
ケース1:なし
ケース2:都度払
きついOKiPad
(第8世代)
UQ mobile
ミニミニプラン(4GB)
1,265円(税込)
きつい×iPad
(第8世代)
ケース1:なし
ケース2:povo
ケース1:なし
ケース2:都度払

iPad(第8世代)メリットは安さ、画面の大きさですね。

iPadの新品が58,800円~であることを考えると、2万円台はかなりお得です。

また、10.2インチと大きくて老眼の方にも見やすく、LINEやZoomでの画像・動画を大きく映すことができノートPCと遜色のない使用感を得ることができるでしょう。

UQ mobileのプラン利用で自宅セット割が適用されお得です。

一方で、外出時の持ち運びのは向かないデメリットがあります。そこそこ大きめのバッグが必要ですし重さもあります。衝撃にも弱いのでケース類や画面保護はマストかと考えられます。

持ち運びに向かないのでUQ mobileの回線を契約するメリットがあまりありません

ケース④:iPad(第8世代) x 自宅WiFi利用

No老眼月額機種回線プラン想定月額
きつく
ない
OKiPhone SE
(第2世代)
UQ mobile
ミニミニプラン(4GB)
1,265円(税込)
きつく
ない
×iPhone SE
(第2世代)
ケース1:なし
ケース2:povo
ケース1:なし
ケース2:都度払
きついOKiPad
(第8世代)
UQ mobile
ミニミニプラン(4GB)
1,265円(税込)
きつい×iPad
(第8世代)
ケース1:なし
ケース2:povo
ケース1:なし
ケース2:都度払

iPad(第8世代)も月額1,265円をかけたくないということであれば、自宅WiFi下だけで利用するというのも手です。

しかし、外出時には役に立たない文鎮と化します。

月額0円のpovoと契約し外出時データ通信したいときだけGBを購入することも可能です。

しかし、スマホ初心者の母に操作ができるかという点に不安が残ります。

(フェーズ3)中古のiPhone SE(第2世代)・iPad(第8世代)購入方法

中古のiPhone、iPadの購入方法は大きくに分類されます。

私のイチ押しはバックマーケット!!

品質のいい中古品を求めるならApple認定整備済品も全然ありです。

Apple認定整備済品

Apple公式より参照:「https://www.apple.com/jp/」

Appleの認定整備済品とは、公式から販売されている中古のiPhoneやiPadのことです。

中古としては割高ですが、純正の中古品だけあって品質は信用できますね。

ただ、iPhone SE(第2世代)、iPad(第8世代)は生産終了から約3年経過しており、Apple認定整備済品では扱いがありませんでした。

バックマーケット

中古品・整備済品を専門に扱う販売サイトです。

運営元が海外なので、初めての利用だと少し不安かもですが問題ありません。

私はこのサイトから中古のiPhone SE(第3世代 2022年版)を購入しましたが、1年以上経過した現在でも故障なくしっかり利用できています。

品質がA,B,Cと分かれますが、Cでも機能には気にならないキズが少しついているレベルです。

外観気にしない方なら問題なく利用できます

バックマーケット公式ページ:「https://www.backmarket.co.jp/ja-jp

フリマアプリ

フリマアプリといえば、メルカリ、ラクマ、ヤフオクなどが挙げられます。

探せば出品はされていますが、高額家電製品の購入は玄人向けなのでオススメしません

たびたび詐欺や金銭トラブルが発生しており完全に自己責任です。

リサイクルショップ

BOOKOFF、セカンドストリート、ゲオ…等。古本のイメージが強いですが、大型店舗になるとPC、iPad等のデバイスも取り扱いがあります。

とはいえ、近くの店舗におめあての機種があるとは限らず、品質も玉石混合です。

実物を見ておきたいなど、馴染みの店で買いたいなど特別な理由があればいいかもしれません。

まとめ

LINEやZoomの利用がメインであればiPhone SE(第2世代 2020年版)iPad(第8世代 2020年版)でもスペックは十分です。

しかし、古い機種なのでiOS、iPad OSが19にメジャーアップデートされる2025年秋には、最新のOS搭載機器からは外れるかもしれない点は留意しておくべきでしょう。

まずは母がiPhone SE(第2世代)の画面や文字を読めるのか確認するところからなので先は長いですね。

進捗があればまた追記します。それでは!!

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